格安SIMは3Gが使えない?エリアは?ドコモとauの違いも

2017年現在は、多くのエリアで4G(LTE)回線が使えるようになっていますよね。

しかし地方などでは、まだ3Gでしか電波が届かないエリアもあります。そういった地域に住んでいる人や、よく仕事などで行く機会がある人は、3Gが使えなければ不安でしょう。

この記事では、格安SIMにおける3G回線の対応状況について解説します。

各回線の3G対応状況

au回線の格安SIMは、3Gが使えない

まず初めに説明しておきたいのは、au回線の格安SIMでは3Gが使えないことです。

格安SIMでは4Gの電波しか受け取れないので、もしも3Gの地域でスマホを使うなら、au回線の格安SIMは論外です。

地方の山村や都会から遠く離れたエリアでは、おそらくau回線の格安SIMは利用できないでしょう。

そしてつまり、auの3Gスマホは格安SIMでは使えません。こちらも要注意ですね。

ドコモ回線の格安SIMは、基本的に3Gも使える

ドコモ回線の格安SIMでは、普通に3G回線を利用できます。

ドコモの回線は非常に広範囲で使えるので、おそらく日本で人が住んでいる地域なら、ほとんどがドコモのLTEか3Gの電波を拾うことができるでしょう。

日本全国各地でスマホを使うなら、ドコモ回線の格安SIMを選んでおくのが賢明ですね。ちなみにドコモ回線の格安SIMは、3Gのみに対応したスマホでもバッチリ使えますよ。

Y!mobileは1.5GHz帯や1.7GHz帯の3G回線を終了する

Y!mobileでは3Gが使えますが、1.5GHz帯の3G回線は2017年の3月31日午前2時に終了することになりました。

1.7GHz帯の3G回線も、2018年1月で終了予定です。

つまりY!mobileも、3Gでの利用はもはや現実的ではなくなりつつありますね。そしてY!mobileはソフトバンク回線を利用しているので、ドコモに比べて電波が届かないエリアがもともと多いです。

4Gが使えない時の対処法は?

4G回線が使えないタイミングは、突然訪れます。筆者の場合は、Y!mobileのスマホが大阪城の上の階に登っているタイミングで3G、やがて圏外になりました。

4Gが使えなくなると、通信速度が大幅に下がりますね。対処法は、実際のところなかなかありません。

4Gのアンテナが立つ場所をひたすら探し続けるのが、原始的ではあるもののもっとも適切な対処方法となるでしょう。

またもしもの時のために、違うキャリアの回線を利用した格安SIMを入れてあるスマホや、モバイルルーターを用意しておくのも手です。

例えばメインのスマホにはau回線の格安SIMが入っていて、予備のスマホにはドコモ回線のSIMが入っていれば、au回線では対処できない場所でも通信可能になるかもしれませんよ。

3Gが使えない時の対処法は?

3G回線が使えなくなった時も、やはり同様にアンテナが立つ場所を探すしかないでしょう。

ドコモの3G回線が利用できない状況だと、もうその場での携帯電話の使用は諦めた方が良さそうです。

まとめ

格安SIMでこれからも問題なく3G回線を利用できるのは、ドコモです。ドコモの格安SIMなら、日本全国広いエリアで通信することができますね。

au回線の格安SIMでは3G通信ができませんし、Y!mobileも3G回線の提供をやめようとしています。これらは論外でしょう。

日本全国の幅広いエリアで、現在4G回線は利用できます。しかしいつ3Gが必要な状況に陥るかわかりません。

外出の多い方は、予備としてドコモ回線の安価な格安SIM、例えばDMM mobileの1GBプランやSo-netの0simなどを契約しておくと、もしもの時に安心ですね。

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