フリーテルの特徴やおすすめ理由とデメリット
ドコモ回線の格安SIMであるフリーテル。
フリーテルはどんどん普及が進んでいる格安SIMですが、公式サイトを見てもよくわからず、ちょっと困ってしまいますよね。
そこで今回は、フリーテルについてわかりやすく解説します。
公式サイトを読まなくても、この記事を読めばフリーテルの料金プランやメリット・デメリットについて詳しく知ることができますよ。
フリーテルの料金プランは大きく分けて3種類!
フリーテルには、スマートコミコミ+、使った分だけ安心プラン、定額プランの3種類のプランがあります。
まずはこの3種類のプランについて解説していきましょう。
スマートコミコミ+はスマホと10分かけ放題、データ通信のセット
スマートコミコミ+は、SIMフリースマホの本体と10分かけ放題、そしてデータ通信がセットになったプランです。
データ通信はこのあと紹介する使った分だけ安心プランと定額プランのどちらかを選ぶことができます。
SIMフリースマホは購入から1年経てば残債の支払いなしで乗り換えられるのが特徴です。
さらに破損したスマホでも、1年半経っていれば乗り換えられます。これはなかなか便利ですね。
しかし端末は使い回すなどしてとにかく月額料金を安くしたいなら、このプランは適しません。
使った分だけ安心プランは従量課金制のプラン
使った分だけ安心プランとは、従量課金制のプランです。
このプランは20GBまでならいくらでも自由に使うことができ、使った分の利用料金を支払うことになります。
言い換えれば20GBまでならいくらでも通信できてしまうことに注意が必要ですが、出張などで通信量がたまたま多くなってしまった時でも安心なのは嬉しいですね。
定額プランはSNSのパケットがカウントフリーになる
定額プランは、料金が定額です。多くの格安SIMと同じ仕様ですね。
定額プランは、3GB以上を契約すればツイッター、フェイスブック、Instagram、LINE、ポケモンGOといったアプリの通信量がいくら使ってもカウントされません。
通信量が毎月決まっているなら、こちらを契約すればカウントフリーの恩恵を受けられるのが嬉しいですね。
フリーテルのメリット
自社開発の機種がある
フリーテルは格安SIMのMVNOであると同時に、端末メーカーでもあります。
製造は海外ですが、機種の企画や品質管理等は自社でやっているのです。
自社開発機種としては、RAIJIN(雷神)、KIWAMI(極)といった機種があります。
MVNOサービスだけの他社よりも、端末やソフトウェアのノウハウ等があると考えられます。
プランが豊富なので、自由に選べる
3つのプランが展開されているので、その中から自由に選んで契約できるのはメリットですね。
他社だと定額プランのみの場合がほとんどです。
ドコモ回線なので繋がりやすい
フリーテルは、ドコモ回線の格安SIMです。ドコモ回線だと繋がりやすくて良いですね。
ドコモ回線の格安SIMは、通信速度はさておき田舎など地方に行っても繋がりやすいです。
auやワイモバイルのような他の回線だと繋がらない場所でも、ドコモなら繋がることが多々ありますよ。
10分かけ放題を契約できる
フリーテルでは、10分かけ放題を契約できます。
他社では5分かけ放題が主流です。フリーテルなら10分のものも選べるのが便利ですね。
通話を長くする方にはおすすめです。
iPhoneユーザーはApp Storeの通信料が無料に
iPhoneユーザーは、App Storeの通信料を無料にすることができます。
アプリの更新やダウンロードは通信量を多く消費してしまいますが、フリーテルなら消費を抑えられて良いですね。
フリーテルのデメリット
次に気になるデメリットについてもご説明します。
通信速度がお昼や夜に下がるのが残念
フリーテルだけの問題ではありませんが、通信速度がお昼や夜になると下がってしまうのは残念です。
それだけ使っている人が多い訳で仕方がないことではありますが、24時間いつでも快適に使えるわけではないのはちょっと悲しいです。
特に12時台は、ネットサーフィンさえも厳しい状態になります。お昼休みを人が多い地域ですごす学生や社会人の人は注意しましょう。
考え方を変えれば、こういった混雑時間にあえてスマホを使わずに過ごすことで人生をより楽しむことができるとも言えますね。
スマホはついつい使ってしまいますが、使わなければその分、別のことにのめり込めるわけです。
こんな感じに割り切って考えられる人ならストレスも溜まらないと思います。
格安SIM本来の魅力である「シンプルさ」が失われている
フリーテルは3つのプランが選べるので、自分の使い方にあったものを選びやすいです。これ自体はメリットです。
しかし公式サイトが、結果としてごちゃごちゃしています。
選ぶ端末ごとに異なってくるスマートコミコミ+の料金プランが大量に載っているのは、もはやわけがわかりませんよね。
フリーテル最大のデメリットは、選択肢が豊富なせいでシンプルさが失われてしまっていることでしょう。
格安SIM本来のメリットは、シンプルさと安さです。シンプルではないせいで、公式サイトも見づらくなってしまっているわけですね。
端末メーカーでもあるので、いろんなサービスが出て来るのはある程度しかたないとしても、フリーテルというブランドのコンセプトを明確に定めて取捨選択し、もう少し判りやすしてもらいたいです。
フリーテルはどんな人にオススメの格安SIM?
フリーテルが向く人はこんな人です。
ソフトバンクを2015年5月より前に契約した人
フリーテルは、ソフトバンクからの乗り換えにお勧めですね。
スマートコミコミ+は新しいスマホと格安SIMがセットになっているプランで、ドコモ以外からの乗り換えにお勧めです。
auユーザーの場合au回線の格安SIMに乗り換えれば端末を使い回せますし、ソフトバンクユーザーでも2015年5月以降に新しいスマホを買っているならSIMロックの解除で端末をそのまま使えます。
ソフトバンクを2015年5月より前に契約し、SIMロック解除ができないスマホを持っている人は、この際、機種も一緒に変更した方が良いです。これに該当する場合、スマートコミコミ+で新しいスマホを手に入れることをおすすめします。
キャリアに近い感覚で端末込で契約したい人
データ通信・端末代金・かけ放題をセットにしたスマートコミコミ+は、キャリアの雰囲気に似ています。
大手キャリアに近い感覚で契約してずっと使うようであれば、フリーテルはおすすめできると思います。
10分かけ放題に魅力を感じている人
10分かけ放題が契約できるのは、フリーテル以外では、Y!mobile、U-mobile位で対応している所が少ないです。
10分かけ放題に魅力を感じている人は、フリーテルで契約すると良いでしょう。
毎月のデータ使用量の変動が大きい人
使った分だけ安心プランであれば、使う月は10GB、使わない月は1GBなんて人に適しています。
使う月に合わせて大容量の契約にするよりもトータルで費用を抑えることが可能です。
まとめ
フリーテルは、格安SIMの中でもかなり変わった存在です。
でも、良いサービスもしっかりありますので、フリーテルで契約するのも良いと思います。
詳細は公式サイトでご確認ください!
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