DMM mobileの特徴やおすすめポイントとデメリット

DMMは、レンタル、投資、英会話などで価格破壊をしてきた勢いのある会社です。
格安SIMでも、他社よりもコストパフォマンスでは負けない!
っていう意思が感じられます。

ということで早速、DMMモバイルについて詳しく見ていきましょう!

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DMMモバイルの特徴とおすすめポイント

バースト機能

DMMモバイルの特徴としてはまず、バースト機能が挙げられます。
データー量が契約をオーバーした場合、普通は、ほとんど使えないレベルの速度(200kbps)に落ちてしまします。バースト機能は、この時でも、最初の少しの間は高速に通信できるというものです。

最初の少しというのがどの位かは明確には決まっていませんが、3日間の通信量が366MBを超えない程度です。

動画を見たりはできませんが、最低限のWEBページ閲覧と、メールやLINEなどはサクッとできるというものです。低速モードになってしまったときは、連絡も取れなくなるのは困るので、最低限連絡する機能が使えるだけでも安心ですね。

シェアコース

この機能もDMMモバイルの大きな特徴です。
これは、3枚のSIM通信容量を分け合えるものです。

例えば、10GBの契約では、4,290円となり、3人で使えば、一人あたり1430円となり、1人ずつの契約より割安になり、しかもデーターを無駄なく使える可能性が高くなります。

DMMポイントの還元率が高い

DMMモバイルでは、料金の10%をポイント還元してくれます。このポイントはDMMポイントと呼ばれ、ショッピングやパソコンソフト、ビデオ視聴、電子ブック、DVDレンタルなどに使えます。ショッピングはAmazonや楽天にはかないませんが、そこそこマニアックなものが販売されています。

さらに、クレジットカードで料金を支払うと、1%のポイントを貰えますので、合計11%の還元率となります。もらったポイントをちゃんと使っていけば、実質11%引きになるってことですね。

DMMトーク

DMMトークを使えば、通話料金が通常の、30秒20円から半額の、30秒10円に下がります。

DMMトークは、中継電話サービスというもので、楽天モバイルの「楽天でんわ」や、IIJmioの「みおふぉんダイヤル」と同じく、フュージョン・コミュニケーションズの回線を利用したサービスです。

IP電話と異なり、通話品質は一般の電話と同じです。

「0037-692」を最初に付けることで、フュージョン・コミュニケーションズの回線経由となり、割引料金が適用されます。

DMMトークアプリを使うことで、自動的に「0037-692」が付きますが、アプリ無しでも下記のようにダイヤルするか、電話帳に登録しておけば大丈夫です。 0037-692-090-××××-××××

使った分は、クレジットカードでフュージョン・コミュニケーションズに支払われます。

パケット容量の繰越や追加ができる

余ったパケットは翌月に繰り越せます。

不足の場合は、通常は低速通信(200kbps)になってしまいますが、追加料金を支払うことで増やすことができます。

追加チャージ 100MB 500MB 1000MB 1000MB
※繰り越しなし
価格 200円 600円 1,100円 480円

通話SIMプランの2GBが1,380円、3GBが1,500円で、差額は120円であることを考えると、追加の容量は、1GBで1,000円とかなり割高です。余裕をもって1クラス上の容量で契約した方が良さそうです。

DMMモバイルの料金プラン

DMMモバイルの料金プランは、データーSIMプランと音声SIMプランに分かれていて、データー量が細かく選べます。音声SIMプランは下記の通りです。

(税抜き)

 プラン データ容量  月額料金(円) 
データーSIMプラン ライト 440
データーSIMプラン 1GB 480
データーSIMプラン 2GB 770
データーSIMプラン 3GB 850
データーSIMプラン 5GB 1,210
データーSIMプラン 7GB 1,860
データーSIMプラン 8GB 1,980
データーSIMプラン 10GB 2,190
データーSIMプラン 15GB 3,600
データーSIMプラン 20GB 4,980
通話SIMプラン ライト 1,140
通話SIMプラン 1GB 1,260
通話SIMプラン 2GB 1,380
通話SIMプラン 3GB 1,500
通話SIMプラン 5GB 1,910
通話SIMプラン 7GB 2,560
通話SIMプラン 8GB 2,680
通話SIMプラン 10GB 2,890
通話SIMプラン 15GB 4,300
通話SIMプラン 20GB 5,980
データSIMのみプラン 最大3枚 8GB 1,980
データSIMのみプラン 最大3枚 10GB 2,190
データSIMのみプラン 最大3枚 15GB 3,600
データSIMのみプラン 最大3枚 20GB 4,980
通話SIM1枚+データSIM最大2枚プラン 8GB 2,680
通話SIM1枚+データSIM最大2枚プラン 10GB 2,890
通話SIM1枚+データSIM最大2枚プラン 15GB 4,300
通話SIM1枚+データSIM最大2枚プラン 20GB 5,980
通話SIM2枚+データSIM最大1枚プラン 8GB 3,380
通話SIM2枚+データSIM最大1枚プラン 10GB 3,590
通話SIM2枚+データSIM最大1枚プラン 15GB 5,000
通話SIM2枚+データSIM最大1枚プラン 20GB 6,680
通話SIM3枚プラン 8GB 4,080
通話SIM3枚プラン 10GB 4,290
通話SIM3枚プラン 15GB 5,700
通話SIM3枚プラン 20GB 7,380

高速通信オンの場合の通信速度は、下り最大375Mbps、上り最大50Mbpsです。
高速通信オフの場合は、最大200Kbpsとなります。

ライトプランは通信容量は無制限ですが、高速通信が出来ません。無制限といっても、3日あたりの通信量が366MBを超えた場合は制限がかかることがあります。

DMMモバイルのメリット

DMMモバイルのメリットは何と言っても金額の安さです。

ドコモの一般的なプラント、同じデーター容量(5GB)で比較してみました。
ドコモの方には、5分間無料のカケホーダイがついてますので、通話分を加えると差が縮まりますが、それでもかなりの差額があるのが判りますね。

(税込み)

DMMモバイル    ドコモ  差額
(円)
項目 料金(円) 項目 料金(円)
通話SIM5GBプラン 2,063 カケホライト 1,836
データMパック5G 5,400
SPモード 324
支払い月額 2,063 支払い月額 7,560 5,497
年額 24,756    90,720  65,964 
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DMMモバイルのデメリット

DMMモバイルのデメリットというよりも、格安SIMのデメリットを含む内容になりますが、3大キャリアから乗り換える人に向けて、まず触れておきます。

3大キャリアにあってDMMモバイルに無いものをデメリットとしていろいろ書いてますが、自分にとって不要ならデメリットになりません。ご自分の使い方を考えて判断して頂ければ良いと思います。

(1)キャリアメールが使えない

まず、キャリアメールが使えません。そのかわりにGメールなどのフリーメールを使うことになります。Gメールはgoogle社が無料で提供するメールシステムです。スパムメールも少なく企業にも採用されているものですので、とても安定していて、品質・機能としては全く問題ありません。

但し、メール相手がガラケーの場合は、デフォルトで着信拒否に設定されていることが多いので、メールが届かないことがあると思います。これは本来相手の方の問題で、着信許可設定をしてくれれば問題ないのですが、それもしてもらえない場合は、割りきって他の連絡手段(電話、LINEなど)を使えば問題ないと思います。

(2)通話料金が高い

通話料金は、30秒で20円が大手キャリアでも格安SIMでも標準です。5分で200円になりますので、油断すると格安SIMなのに、とんでもない高額を支払うことになってしまいます。

大手キャリアでは、カケホーダイプランがありますが、格安SIMのMVNOでカケホーダイに対応しているところはありません。

5分間や10分間のカケホーダイに対応しているMVNOはありますが、DMMモバイルにはそういったプランはありません。

しかし、通話料を半額の30秒で10円にするしくみとして、DMMトークがあります。通話品質は普通の電話と同じですし、アプリを使えば、最初に「0037-692」を付ける必要もないので、通話料を下げる方法として有効です。

また、さらに長電話の場合は、LINE通話などの無料通話サービスを中心に使うことようにする必要があります。

(3)家族割、学割などの割引がない

大手キャリアでは、家族割、学割などいろいろな割引がありますが、DMMモバイルにはそのような割引はありません。

もっとも、何かを割り引けば、他の所で帳尻合わせすることになりますので、最初から安いDMMモバイルには不要だとは思います。

「誰でも割」なんて単に2重価格だろうって思いましたし。

シンプルな料金体系は良い点だと思いますが、複数回線同時契約の場合、事務手数料や料金請求などの面で手間がかからないはずなので、割引サービスがあると嬉しいですね。

(4)1回線しか契約できない

DMMモバイルは、1人の名義で1回線契約しかできません。

スマホとタブレットで使いたい場合など、複数のSIMが必要な場合は、シェアコースに申し込むことになります。

しかし、シェアコースは、8GB以上の大容量コースしかありません。家族など別の人の名義で作れば済むことではありますが、子供のスマホ用など親の名義で契約できないのは、不自然な気がします。

こういうところは効率化して、ぜひ料金の方に還元してもらいたいところです。

(5)Wi-Fiスポット(公衆無線LAN)が使えない

大手キャリアであれば、docomo Wi-Fi、au Wi-Fi、ソフトバンクWi-FiスポットなどのWi-Fiをほとんどの場合無料で使うことができます。

DMMモバイルの場合、このようなサービスはありません。(マクドナルドやスターバックスなど無料のWi-Fiスポットは使えます)

Wi-Fiスポットは、使用者のパケット節約の意味もありますが、もうひとつ、密集地域での速度低下を防止する役目があります。

多くの人が電波を使う場所では、いわゆる「パケ詰まり」が発生し速度の低下が起こります。

これを防止するためにWi-Fiスポットにパケットを逃して、ユーザーからの不満を防止するのが大手キャリアの狙いなのです。

DMMモバイルでは、パケットをwi-fiスポットに逃がすことができませんので、密集地域での速度低下を起こしやすくなり、実際に体験している人もいるようです。(他のMVNOも大差の無い状況)

自分はWi-Fiスポットなんて使わないから関係ない!とは言えませんので、人口密集地域で過ごすことが多い人は注意が必要ですね。

(6)DMMポイントの期限が短い

DMMモバイルの支払額の10%をDMMポイントとして貰えるのは良いのですが、この有効期限が1ヶ月と短いのが気になります。(クレジットカードでの支払いでもらえる1%のポイントの有効期限は、1年間です。)

ポイント失効を良くする人は、せっかくもらったポイントをムダにしてしまうかもしれませんね。

ポイントが使えるのは、
DMM通販(CD,DVD、ホビー、コミック、アイドル、R-18)
DMM動画(映画視聴)
DMMレンタル(CD,DVDレンタル)
DMMgames(ゲーム、ゲーム内課金)
DMM英会話

など、DMM.comでのいろいろなサービスになります。

DMMモバイルの料金支払には使用できません。

DMM通販は、男性向きの内容は豊富ですが、女性向けの物は多くありません。映画などの視聴を良くする人は良いと思いますが、そうでない人だと、ポイントの使いみちに困るかもしれません。

留守番電話が使えない

昨年から対応するとのアナウンスはありましたが、留守番電話のオプションはまだありません。

DMMモバイルに確認したところ、2016年9月末から開始する計画だそうですが、まだ確定ではないそうです。

留守番電話は、他のMVNOもだいたい月額300円程度で提供していますので、DMMモバイルにも対応してもらいたいです。

DMMモバイル申し込み方法

(1)必要な金額

DMMモバイルの申し込み時には、下記の金額が必要です。

新規契約手数料:3,240円
プランの料金:それぞれのプランの1ヶ月分料金
ユニバーサル料:2円

この他にキャリアからMNPでDMMモバイルに申し込む場合は、キャリアに支払うお金も考慮しないといけません。docomoの場合は下記の金額になります。

契約解除料(違約金):10,260円(更新月以外の場合)
MNP転出料金:2,160円
端末の残債:残り期間による

(2)手続きに必要なもの

MNP予約番号
今使っている電話番号を、DMMモバイルでも使う場合は、MNP予約番号を取得しておきます。

契約者名義のクレジットカード
DMMモバイルの契約にはクレジットカードが必須です。
クレジットカード以外の支払い方法には対応していません。
契約者の名義のカードが必要です。

本人確認用の公的書類
本人確認用の公的書類の提出が必要です。
運転免許証、パスポート、健康保険証などを用意してください。

詳しい手続きは公式ページでチェック!

DMMモバイルにするか迷っている方は、こちらから、実際に使っている人の生の声を聞いてみてください!
DMM mobile(DMMモバイル)を実際に使ってみた人のレビュー

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