楽天モバイルの特徴やおすすめポイントとデメリット
楽天モバイルは、単に格安SIMとして安さを売りにするだけでなく、楽天グループの一角として総合的なサービスを展開しているMVNOです。
楽天のいろいろなサービスとの連携や、定額通話などがありおすすめですよ!
ということで早速、楽天モバイルの特徴やおすすめポイント、デメリットについて詳しく見ていきましょう!
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楽天モバイルの特徴とおすすめポイント
MVNOの中では大手
楽天モバイルは、楽天グループの勢いそのまま、MVNO(格安SIM事業者)の中ではトップシェアになりそうな勢いです。
格安SIMは実店舗が無いので、故障時などのアフターサービスが心配という声が良く聞かれます。
その点、楽天モバイルは、調査時点で81店舗があり、拡大を続けていますので、安心です。
格安SIMのプランも最近はどんどん複雑になってきて、大手キャリアの解りにくい料金プランに近づいているような気がします。契約時も、店舗があれば、詳しい説明も聞けて安心ですよね。
いろいろな企業が参入しているMVNOですが、これだけ乱立すると、いきなりサービス打ち切り!なんて事業者も現れそうです。
楽天なら大手なのでこの点、安心感があります。
楽天グループの連携が魅力
楽天市場よりもAmazonが好きって言う人もいると思います。実は私もそうでした(笑)
でも最近、楽天にしかないものを買物したり、楽天トラベルから旅行を予約したり、楽天カードを使うようになり、ポイントが溜まるペースが早くて、メリットを感じています。楽天さんは手広く事業を広げているのでポイントを貰える場面が多いんです。
楽天モバイルへの支払いでも、1%のポイントが貰えますので、料金は実質1%引きになります。
1%をバカにするなかれ!普通の人なら年間100万円以上買い物するはずなので、1%だと1万円です。ポイント2倍、4倍なども多く、実際はもっと貯まります。
楽天カードも作っておくことをおすすめします。今なら作るだけで5,000円分のポイントが貰えますし、楽天カードで楽天モバイルの支払いをすることで、さらに1%のポイントを貰えますので、2%引きの料金になります。
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楽天カード
格安SIMで節約しようとする人なら判ると思いますが、細かいお金が後で大きく効いてきます。楽天モバイルを使うなら、楽天グループの連携を利用してしっかり節約してきたいですね。
定額通話プラン
格安SIMでネックになるのが通話です。
通話は相手があるので、お金がかかるからと言って途中で切るわけにはいきません。
ちょっとした連絡だけのつもりが、意外に長引いたりしてしまいます。
せっかく格安スマホにしたのに、通話料で数千円も払うことになったら元も子もありません。
楽天モバイルには、「5分かけ放題オプション」があります。
月額850円で、5分以内の国内通話なら何回でもかけ放題になるプランです。
通話が5分以上になった時も、30秒10円と半額になります。(通常は、20円/10円)
大手キャリアの5分間かけ放題プランは、1700円程度ですのでこれも半額です。
電話回線を使う本物の電話がこの価格なのは、他の格安SIMには無い魅力です。但し、楽天でんわでのサービスなので、「0037-68-」をあたまに付けるか、専用アプリを使う必要はあります。
でも、これでも30分位会話してしまったら500円かかりますので、長引きそうなときは、IP電話やLINEの無料通話に切り替えるなどして上手に使いたいですね。
IP電話「Viber」も標準提供
電話回線を使う電話が十分に安い楽天モバイルですが、それでも高い!って言う人に向けて、通話料がもっと安いIP電話があります。
このIP電話ってやつは、随分と前から有る割にイマイチ普及しません。その理由は、音質が悪い、音が遅れる、混雑していると音が途切れる、電話番号が050から始まる番号に変わる、警察や消防など緊急通話が使えない、専用アプリが使いにくい、かけにくい、着信が解りにくいなど、いろいろ問題点があるからです。
その割に、基本料金がかかるのがネックでした。
楽天モバイルが提供することになった、「Viber」では、データーSIMの料金からアップ無しで(正確にはユニバーサルサービス料が3円必要)使用できます。
「Viber」は全世界で7億人の利用者がいるIP電話で通話品質なども改善されています。
通話料金も固定電話宛の発信が、3.06円/分で、携帯電話宛が10.01円/分と安くなっています。
データSIMでの通話も改善されてきてますので、IP電話がもっと普及して便利になると良いですね。
アプリが使いやすい
データ通信量を簡単にチェックできるアプリや、高層通信のON/OFFを切り替えのアプリが用意されています。
操作性が良いと評判で、いつのまにか使いすぎていた!なんてことが起こりにくいのが良いです。
楽天メール
格安SIMでもう一つネックなのがメールです。キャリアメールが使えなくなってフリーメールになってしまうことを問題と考えている人も多いようです。
楽天モバイルでは、楽天メール(@rakuten.jp)のアドレスが貰えますので、フリーメールよりは安心感があります。
但し、ガラケーなどでは、デフォルトでキャリアメール以外を拒否する設定になっているものもまだ有ります。
そういう相手には、メールが届かないかもしれません。
相手が着信許可設定をしてくれれば良いのですが、なかなかそういうことをしないタイプの人も多いですからね。
でも、もうガラケー中心で考える時代ではないですし、これからフリーメールや楽天メールを使う人が増えれば、デフォルトでの拒否設定も変わってくるはずです。
あとひとつ勘違いをしている人がいるので、言っておきますと、フリーメールはキャリアメールより劣るものでは無いということです。このあたりのことは別の記事にもまとめていきます。
楽天モバイルの料金プラン
楽天モバイルの料金プランは大きく分けて2つ、「組み合わせプラン」と「スーパーホーダイ」があります。
組み合わせプランは、パケット代が割安ですが、高速通信容量を使い切ると速度は200kpbsに落ちます。また、標準では5分間カケホが付きません。
スーパーホーダイは、高速通信を使い切っても、速度は1Mpbs(混雑時は300kbps)までしか落ちず、5分間カケホが付きます。
組み合わせプランとスーパーホーダイの比較
メリット | デメリット | |
組み合わせプラン | 同じパケットなら料金が安い | カケホが標準では付かない 高速通信を使い切ると速度が200kpbsに落ちる |
スーパーホーダイ | 5分カケホが標準 高速通信を使い切っても、速度は1Mpbs(混雑時は300kbps) |
パケット容量で比べると料金が割高 |
選び方
組み合わせプランが向く人
・通話が少ない人
・自由に容量を選びたい人
スーパー放題が向く人
・5分以内の通話が多い人
・初期費用を安く抑えたい人
プラン内の変更
組み合わせプラン、スーパーホーダイとも、それぞれのプラン内で毎月25日までにアプリで翌月のプランを簡単に変更できます。
このフレキシブルな感じはとても良いです。パケットを翌月に繰り越せるので、たくさん余った月の翌月は容量を減らすことができ、ムダが出にくいです。
組み合わせプランからスーパーホーダイへの変更
いつでも変更可能です。現在はキャンペーンで、最大1年間1000円引きになるので、変更するなら早くしたほうが良いです。
スーパーホーダイから組み合わせプランへの変更
スーパーホーダイは1年契約、2年契約、3年契約があり、それぞれの契約満了後、組み合わせプランへの変更が可能となります。
契約途中で解約すると、契約解除料(違約金)をとられます。
組み合わせプランの料金プラン
データSIM | 通話SIM | 通信速度 | ||
SMSなし | SMSあり | |||
ベーシックプラン | 525円 | 645円 | 1,250円 | 200Kbps |
3.1GBプラン | 900円 | 1,020円 | 1,600円 | 下り最大225Mbps 上り最大50Mbps |
5GBプラン | 1,450円 | 1,570円 | 2,150円 | |
10GBプラン | 2,260円 | 2,380円 | 2,960円 | |
20GBプラン | 4,050円 | 4,170円 | 4,750円 | |
30GBプラン | 5,450円 | 5,520円 | 6,150円 |
スーパーホーダイの料金プラン
プランS | プランM | プランL | |
料金 | 2,980 | 3,980 | 5,980 |
パケット容量 | 2GB | 6GB | 14GB |
スーパーホーダイの1年目は、上記から1,000円引きになります。
楽天モバイルのメリット
通話が安い
楽天モバイルのメリットは、楽天でんわの5分間かけ放題オプションがあり、電話の機能がしっかりと安価に使えることです。
通話をたくさんする人は、楽天モバイルがいちばんだと思います。
ポイントが溜まる・活用できる
また、楽天のサービスとの連携でポイントをしっかり活用できることです。安いのでたまるポイントも少ないですが、それでも毎月支払う料金からしっかりとポイントがたまっていきます。楽天カードも活用すれば、意外にポイントは貯まります。
また、溜まるポイントが、楽天スーパーポイントなので、必要なものにしっかりと使えます。楽天市場で、美味しいものなど購入できますよ。
サービス、オプションの充実度はNo1
故障時の補償、取り扱いなどのサポート、データー復旧サービス、セキュリティ、出張設定サービス、データー移行サービスなど、3大キャリア以上の充実ぶりです。
留守電(300円)、キャッチホン(200円)、転送電話(0円)などもしっかり有ります。留守電が使えないMVNOも有りますので、こういう基本機能が有料ですがあるのは頼もしいです。
実店舗が有る
これは、格安SIMとしては特筆すべきところです。
多くの人が、購入後に、故障したらどうしていいか判らないという不安を持っています。
いざというときはやはり、店舗で対面で相談できるのは心強いですね。
楽天モバイルのデメリット
楽天モバイルのデメリットについてもしっかりと見ていきましょう。
でも、楽天モバイルはとてもサービスやオプションが充実していますので、他のMVNOと比較してデメリットは少ないです。
楽天モバイルのデメリットだけではなく、格安SIMのデメリットを含む内容になりますが、3大キャリアから乗り換える人に向けて、まず触れておきます。
3大キャリアにあって楽天モバイルに無いものをデメリットとしていろいろ書いてますが、自分にとって不要ならデメリットになりません。ご自分の使い方を考えて判断して頂ければ良いと思います。
(1)キャリアメールが使えない
まず、キャリアメールが使えません。楽天モバイルでは「楽天メール」が使えますし、Gメールなどのフリーメールを使うこともできます。楽天メールは、機能や品質的にはキャリアメールと変わりません。
但し、メール相手がガラケーの場合は、デフォルトでキャリアメール意外のアドレスが着信拒否に設定されていることが多いので、メールが届かないことがあると思います。
これは本来相手の方の問題で、着信許可設定をしてくれれば問題ないのです。でも、それもしてもらえない場合は、割りきって他の連絡手段(電話、LINEなど)を使っていくしかないですね。
(2)家族割、複数契約での割引がない
大手キャリアでは、家族割や、複数契約での割引などいろいろな割引がありますが、楽天モバイルにはそのような割引はありません。
もっとも、何かを割り引けば、他の所で帳尻合わせすることになりますので、最初から安い楽天モバイルには不要だとは思います。
このような割引は、大手キャリアの料金体系のわかりにくさにもつながっていると思いますので、シンプルで良いかもしれません。
でもやっぱり、複数回線同時契約の場合、事務手数料や料金請求などの面で楽天モバイル側も手間がかからないはずなので、割引サービスがあると嬉しいですね。
(3)Wi-Fiスポット(公衆無線LAN)が使えない
大手キャリアであれば、docomo Wi-Fi、au Wi-Fi、ソフトバンクWi-FiスポットなどのWi-Fiをほとんどの場合無料で使うことができます。
楽天モバイルの場合、このようなサービスはありません。(マクドナルドやスターバックスなど無料のWi-Fiスポットは使えます)
Wi-Fiスポットは、使用者のパケット節約の意味もありますが、もうひとつ、密集地域での速度低下を防止する役目があります。
多くの人が電波を使う場所では、いわゆる「パケ詰まり」が発生し速度の低下が起こります。
これを防止するためにWi-Fiスポットにパケットを逃して、ユーザーからの不満を防止するのが大手キャリアの狙いなのです。
楽天モバイルでは、パケットをwi-fiスポットに逃がすことができませんので、密集地域での速度低下を起こしやすくなり、実際に体験している人もいるようです。(他のMVNOも大差の無い状況)
自分はWi-Fiスポットなんて使わないから関係ない!とは言えませんので、人口密集地域で過ごすことが多い人は注意が必要ですね。
楽天モバイル申し込み方法
(1)必要な金額
楽天モバイルの申し込み時には、下記の金額が必要です。(税込み)
初月の料金が無料なので、事務手数料しかかからないのは良いですね!
事務手数料:3,240円
プランの料金:それぞれのプランの1ヶ月分料金
ユニバーサル料:3円
この他にキャリアからMNPで楽天モバイルに申し込む場合は、キャリアに支払うお金も考慮しないといけません。docomoの場合は下記の金額になります。
契約解除料(違約金):10,260円(更新月以外の場合)
MNP転出料金:2,160円
端末の残債:残り期間による
(2)手続きに必要なもの
MNP予約番号
今使っている電話番号を、楽天モバイルでも使う場合は、MNP予約番号を取得しておきます。
本人名義のクレジットカード
楽天モバイルの契約には「本人名義のクレジットカード」「楽天銀行デビットカード」「スルガ銀行デビットカード」が必要です。
銀行振り込みなどには対応していません。
いちばんのおすすめは楽天カードです。つくれば5000円程度のポイントが貰えます。申請からカードが届くまでには、1週間程度かかりますので、まず最初にカード作成をした方が良いです。
楽天カードについてはこちらから確認できます。
楽天カード
本人確認用の公的書類
本人確認用の公的書類の提出が必要です。
運転免許証、パスポート、健康保険証などを用意してください。
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