Y!mobile(ワイモバイル)の特徴やおすすめポイントとデメリット
Y!mobile(ワイモバイル)は、ソフトバンクグループの運営する、格安SIM/スマホです。
通信料金を節約したい!でも、いきなり極端に安い格安SIMに変えるのは不安!?っていう人におすすめですよ~
ということで早速、詳しく見ていきましょう!
目次
Y!mobile(ワイモバイル)の特徴とおすすめポイント
ワイモバイルはMVNOではない
ワイモバイルは、ソフトバンク系列の会社で、格安SIMの中でも独特の位置づけになります。
というのは、ワイモバイルの場合は、旧ウィルコムなどのインフラを自社で持っていますので、大手キャリア3社と同じMNO(移動体通信事業者)であって、MVNO(仮想移動体通信事業者)では無いからです。
でも、ソフトバンクの回線を借りて、使えるようになってますので、MVNO的な要素もあります。
サービスの面でも、実店舗を展開していたり、2年縛りがあることなど、大手キャリアに近いものになっています。
まとめると下記のようになります。
3大キャリア | ワイモバイル | MVNO | |
通信インフラ | 自社保有 | 自社保有+レンタル | レンタル |
実店舗 | 有り | 有り | 無し(一部有り) |
契約期間 | 2年縛りが基本 | 2年縛りが基本 | 無し~短期 |
販売機種 | 最新型 | 豊富だが旧型 | 限定 |
簡単に言うと、ワイモバイルは、3大キャリアとMVNOの中間ってことですね!
ソフトバンクからワイモバイルへのSIM挿し替えは不可
ドコモ系のMVNOなら、ドコモで買った機種に、格安SIMをセットするだけで使え、au系も同様です。
ワイモバイルはソフトバンク系なので、ソフトバンクで買った機種に、ワイモバイルのSIMを挿せば使えると勘違いしそうですが、残念ながら使えません。
系列会社とは言っても、ソフトバンクのSIMロックがかかっていますので、SIMロック解除しないと使えるようにはなりません。
2015年5月以降に販売されたSIMロック解除対象機種であれば、契約から180日以降に、SIMロック解除することで使用できるようになります。
iPhoneの場合、ソフトバンク版のiPhone6/iPhone6 plus 以前の機種では、SIMロック解除に対応していませんので、ワイモバイルでは使用できません。iPhone SE/iPhone6s/iPhone6s plus 以降の機種(iPhone7も?)であれば、 SIMロック解除を申請すれば使えるようになります。
もちろんSIMフリー版のiPhone(Appleショップなどで購入したもの)であれば、問題なく使用できます。
ワイモバイル(Y!mobile)の料金プラン
ワイモバイルは、料金の面では、他の格安SIM事業者より高め、と言われてましたが、条件によってはMVNOに負けないこともあります。
その条件とは通話の仕方です。
多くのMVNOが通話料金が高めで、3大キャリアのような完全なかけ放題プラン多くありません。そのため、通話が多い人は意外に高額になってしまうことも有りました。
ワイモバイルでは、10分間の通話が1ヶ月に何回でも無料の「だれとでも定額」が追加料金無しで使えます。ですから、同じパケット容量で比較して割高でも、通話まで含めた合計金額では、ワイモバイルの方が安いというケースは有ります。
さらに、通話をたくさんしたい人は、「スーパーだれとでも定額」プランを月額1,000円の追加料金で契約すれば、無制限のかけ放題になります。
新規・MNP(ソフトバンクからを除く)
スマホプランS | スマホプランM | スマホプランL | |
高速通信容量 | 1GB | 3GB | 7GB |
月額料金(2年縛り) | 2,980円 | 3,980円 | 5,980円 |
月額料金(縛りなし) | 5,480円 | 6,480円 | 8,480円 |
(金額は税抜き)
現在は、最初の12ヶ月について、各1,000円の割引(ワンキュッパ割)があり、高速通信容量が2倍の増量になっています。
ソフトバンクからの変更の場合は、各1,000円高になり、1,000円の割引(ワンキュッパ割)はありますが、容量の2倍増量はありません。
ソフトバンクからの変更については、おすすめできない状況です。
ワイモバイルのメリット
ワイモバイルのメリットについて見てみましょう
(1)全国1,000件のショップ
格安SIMへの変更をためらう理由として、いざという時に相談できないことをあげる人が多いです。
確かに故障時など、ネットだけでなくショップがあるのは心強いです。ワイモバイルなら、全国にショップがありますので安心です。
(2)通話かけ放題
特徴でもご説明しましたとおり、1回の通話が10分まで、何回でも無料になる「だれとでも定額」が標準で、無制限のかけ放題になる「スーパーだれとでも定額」が+1,000円で利用できます。
(3)家族割
2台目以降は、月額500円割引で契約できます。複数台契約でも安くならないMVNOもありますので割引があるのは嬉しいですね。
ワイモバイルのおすすめ理由
ワイモバイルなら、ショップがあり、端末代を月額割引があったり、これまでのキャリアに近い感覚で移行できます。
通話のかけ放題プランが充実しているので、電話としてもしっかり使えます。
通信料金を安くしたいけど、3大キャリアから替えてから後悔するのは嫌だって人には、堅実な選択になると思います。
Y!mobileを実際に使った人の口コミ・レビューについてはこちらもご覧ください
ワイモバイル(Y!mobile)を実際に使ってみた人のレビュー
ワイモバイルのデメリット
ワイモバイルのデメリットについてもしっかりと見ていきます。
(1)2年縛りがある
スマホプランSで、2年縛り有りだと月額2,980円ですが、2年縛り無しだと、5,480円にもなってしまいます。
ごく短期間しか使わないって判っている人以外は有り得ない料金なので、2年縛り有りのプランで契約することになります。
途中解約の場合は、9,500円の契約解除料がかかるのは、3大キャリアと同様です。
また、契約は2年毎になり、更新月を1ヶ月過ぎて解約した場合も、9,500円の契約解除料がかかります。
これは、これまで3大キャリアで一番納得できなかったところなので改善して欲しいです。
格安SIMに変えて良かったという理由として、縛りが無くなって自由になったということをあげる人が多いです。
2年縛りが嫌だ!って言う人は、迷わず他のMVNOにした方が良さそうです。
申し込み方法
(1)必要な金額
Y!mobileの申し込み時には、下記の金額が必要です。
新規契約手数料:3,240円
ユニバーサル料:3円
端末代金
この他にキャリアからMNPでY!mobileに申し込む場合は、キャリアに支払うお金も考慮しないといけません。docomoの場合は下記の金額になります。
契約解除料(違約金):10,260円(更新月以外の場合)
MNP転出料金:2,160円
端末の残債:残り期間による
(2)手続きに必要なもの
MNP予約番号
今使っている電話番号を、Y!mobileでも使う場合は、MNP予約番号を取得しておきます。
契約者名義のクレジットカード
Y!mobileの契約にはクレジットカードが必須です。
クレジットカード以外の支払い方法には対応していません。
契約者の名義のカードが必要です。
購入時については代引き(代引き手数料無料)でも可能です。
本人確認用の公的書類
本人確認用の公的書類の提出が必要です。
運転免許証、パスポート、健康保険証などを用意してください。
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