格安SIMのダメなところは?こんな人は格安SIMは向かない

格安SIMは、キャリアと比べて月額料金を数分の1にまで抑えられるのが魅力のサービスです。

しかし必ずしもメリットばかりでなく、乗り換えることでむしろ月額料金が上がってしまったり、これまでより使いづらくなったりする場合もあります。

この記事では、格安SIMの契約に向いていないのはどんな人かを解説します。乗り換えようか迷っている方は、一度考え直してみましょう。もしも大丈夫なら、乗り換えてOKです。

格安SIMのダメなところは?こんな人は格安SIMは向かない

格安SIMは、通話が多い人には不向き

格安SIMは、通話をすることが多い場合に不向きです。

ドコモやau、ソフトバンクといったキャリアでは、スマホでの通話において通話料が発生しないことも多いですよね。

例えばドコモでカケホーダイライトに入っていれば5分間の通話が無料(1700円の定額)、カケホーダイなら通話自体がすべて月額2700円という定額の範囲内に収まり、いくら通話しても通話料は別に発生しません。

一方で格安SIMは、基本的に30秒20円の通話料金がかかります。もしも60分通話すれば、2400円の通話料金です。

このことからわかる通り、通話をする機会が多い人は格安SIMに乗り換えるとむしろ毎月の支払い金額が上がるかもしれません。

ただし最近はIIJmioや楽天モバイルなど、分数は限られますがかけ放題を提供する格安SIMも多くなってきています。

格安SIMは混雑しやすく、学生や会社員には不利かも

格安SIMの欠点に挙げられるのが、混雑時の速度低下です。

12時頃や17〜22時頃は、休み時間にスマホを使う人が多くなるため回線が混雑します。

キャリアでは速度が低下しませんが、格安SIMだとブラウザでの検索にも時間がかかるほどに速度が落ちます。

学生や会社員の方など、混雑しやすい時間帯を中心にスマホを使う場合は、乗り換えてから後悔するかもしれません。

格安SIMは、ネットに不慣れだと手続きで手間取る

格安SIMは基本的にネットで自分で契約やプラン変更、解約などを行うしくみです。

そのためネットが苦手な人は、手続きを行う際にわかりづらいと感じてしまうでしょう。

手続き自体は必要事項を入力・記入するだけで決して難しくはないものがほとんどです。しかしネットが苦手な人は、それでも苦戦するかもしれません。

格安SIMのダメなところは?こんな人は格安SIMは向かない

スマホを自分で設定しなければいけないのは、人によってはデメリット

Android・iOS(iPhone)共に、SIMカードを入れたら自分で設定しなければいけないのも格安SIMの難しいところですね。

Androidは「APN設定」、iPhoneやiPadは「プロファイル設定」をしなければいけません。

設定のやり方は格安SIMの公式サイトや、契約後にSIMカードと共に送られてくる書類に書いてあります。簡単な設定なのですが、こういった作業が苦手な人も多いでしょう。

解約やMNPの手続きが、各社で対応が違うのでわかりづらい

格安SIMを契約した後で、やがて他社に移ろうと思うこともあるかもしれませんよね。

しかし格安SIMの解約・MNP手続きは、ちょっと複雑です。

マイページや電話など、各社で解約やMNP予約番号発行までの手順は異なっています。そのため、いざという時にわからずに困ってしまうかもしれません。

まとめ

格安SIMのダメなところ・わかりづらい部分をいくつか紹介しました。

全体的に言えることは、格安SIMは「自分でわからないことを調べられる人」や、「メリットととデメリットが理解できている人」に向いているということですね。

サポートが充実している格安SIMも増えてきていますが、それでもできる限りは自分でわからないことについて調べられた方が良いですし、良さ・悪さも理解した上で契約しなければ、後悔することになるでしょう。

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