格安SIMで通信速度が早いのはどこ?高速SIMベスト3はコレ!
格安SIMは、各社でそれぞれ通信速度が異なっています。速さは日々変動するので、実際に契約して使ってみなければ本当のスピードはわかりません。
この記事では、2017年2月現在スピードの速さに定評のある3つの格安SIMを紹介します。
とにかく速度重視の方は、これらの中から契約先を選ぶと良いでしょう。ただし、速さは常に変動するものです。実際に契約したらスピードが落ちていることもあり得るので、注意しましょう。
目次
MNOであるY!mobileは、おそらく永遠に速度が高速
Y!mobileは、格安SIMの中でも最もスピードが速いMNO(移動体通信事業者)です。
格安SIMは通常、回線帯域の一部をドコモやauから借りて運営しているMVNO(仮想移動体通信事業者)であるため、狭い帯域内にユーザーが詰め込まれてしまうので、お昼や夕方に速度が低下してしまいがちです。
しかしY!mobileは、ソフトバンクのサブブランド的存在であるため自分で回線を所有しています。そのため広い帯域をそのまま使える関係上、速度が低下しづらいのです。
速度が速い代わりに月額料金が高い
Y!mobileは確かに速度が速いのですが、代わりに月額料金が高くなっています。
例えば3GBの場合、IIJmioやmineoなどは1600円ですが、Y!mobileは月額3980円です。
Y!mobileはSIMフリースマホかY!mobileスマホの購入が必須
Y!mobileでは、ドコモやau、ソフトバンクの端末は、SIMロックを解除しなければ使えません。
SIMフリー端末を自分で購入するか、Y!mobileの契約時にY!mobileスマホを購入する必要があります。
キャリアで契約するよりは安上がりですが、他の格安SIMに比べると費用がかさむのが、Y!mobileの難点ですね。
UQ mobileは、au回線ではあるもののスピードがとにかく速いMVNO
au回線のMVNOであるUQ mobile。こちらもスピードが速めであると評判です。
UQ mobileはあくまでもMVNOであり、速度が低下することもないわけではない
UQ mobileはY!mobileのようにMNOではなく、MVNOです。
朝から晩まで速度は速めですが、昼などの混雑する時間帯になると速度そのものはやや下がることがあり、時には大幅に下がることもあります。そのため、速さではY!mobileにはかないませんね。
ぴったりプランは2年契約なので注意
UQ mobileのプランの中でも、現在一押しされているのはぴったりプランと呼ばれる通信量1GBのプランです。
こちらは通常のデータ高速+音声通話プランの1年契約と違い2年契約なので注意しましょう。
もし途中で速度が大幅に低下しても、ぴったりプランだとすぐには解約できません。
LINEモバイルは、ドコモ回線のMVNOの中で最も速度が速いとされる
最後に紹介するのは、ドコモ回線の格安SIMであるLINEモバイルです。
LINEモバイルは始動からしばらく経つが、高速を維持している
LINEモバイルはドコモ回線。ドコモ回線の格安SIMは、サービス開始当初は速いもののユーザーが増えてくるに従って速度が低下していく傾向にあります。
2016年秋から始まったLINEモバイル。そろそろ速度が低下してもおかしくないのですが、2017年2月時点では24時間、基本的に高速を保っています。
もしかしたら今後速度が低下するかもしれないので注意
LINEモバイルは、現時点ではドコモ回線の中で最も速度が安定しています。
しかし今後速度が低下する可能性は大いにあるので、速いからといって契約するのは危険かもしれません。
まとめ
速さ重視なら、2017年2月時点ではY!mobile、UQ mobile、LINEモバイルがオススメです。
特にY!mobileは、MNOであるため速度に信頼が置けますね。筆者はこれら3社を全て実際に契約していますが、いずれも現時点では、評判通り高速ですよ。