格安SIMのテザリングは遅い?途切れる?速度や通信量も

格安SIMの使い方には色々ありますが、テザリング機能を使ってパソコンやタブレット、ゲーム機などで通信をする場合もありますよね。

今回は、格安SIMでのテザリングの使い勝手について解説します。

格安SIMでのテザリングは遅い?速度や使い勝手は?

格安SIMでのテザリングは、対応している端末であれば普通に行えます。

筆者は度々テザリングを使って外出先で通信を行なっていますので、使用感について解説していきたいと思います。

普段は自宅の光回線とそれほど変わらず利用可能、設定も簡単

テザリングの通信速度は格安SIMごとに全く傾向が異なるので難しいところですが、だいたいどの格安SIMでも午前中や昼下がりであれば問題なく通信できます。

速度が出ている時は光回線ともそれほど体感速度は変わらず、特にブラウジングなどは快適に利用できますよ。

キャリアの契約においてテザリングをしたことがあるなら、格安SIMでもそのまま同じ手順で利用できるので安心してください。

ただしテザリングはスマホのバッテリーを消費するので、使いすぎには注意した方が良いですね。また通信量も大幅に消費しますので、1GBや2GBしか契約していない場合は要注意です。1時間ブラウジングなどをすれば、50〜100MB程度消費しますよ。

特にドコモ回線だとお昼休みに速度が大幅に下がるのは残念、ブラウジングもこの時間帯は厳しい

格安SIMの弱点である、お昼休みや夜の速度低下。この時間帯になると動画視聴などのデータ容量をたくさん消費するサービスは利用が厳しくなりますし、ブラウジングでさえも厳しくなってくる場合があります。

特に画像の多いサイトの表示は厳しいですね。

テザリング

格安SIMでのテザリングは途切れる?通信容量は?

1時間通信すれば、ネットサーフィンでだいたい100MBくらいになる

私は主にパソコンをスマホに接続し、ネットサーフィンでテザリングを利用しているのですが、1時間につきだいたい100MBくらいの通信量となっています。

つまりもしも1GBや2GBくらいで契約しているなら、あまりテザリングは使わない方が良いでしょう。毎日テザリングをするとなると、月の半ばには通信量を使い切ってしまいます。

テザリングはうっかり通信量を大量に消費してしまいがちなのにも注意

スマホを普段使っているぶんには、通信量をむやみに消費しすぎないように注意しますよね。しかしテザリングとなると、スマホとデータの消費の仕方がちょっと異なっていることもあり、今どのくらい通信しているのかわからなくなりがちです。

気づいた頃には速度制限の一歩手前になっていることも、けっこう多いですよ。そのためテザリングを頻繁にするなら、できるだけ多めの通信量で契約しておいた方が安心です。

接続が途切れることはたまにある

格安SIMでのテザリングに限ったことではありませんが、たまに接続が切れることはあります。

接続が切れる原因はいろいろですが、注意したいのはテザリングの通信量の上限を設定している場合です。

Androidスマホの場合テザリングの通信量に上限を設定できる場合がありますが、上限に達したらいきなり接続が切れるため、急に繋がらなくなったと困惑する可能性があります。

上限を設定しておけば便利ではありますが、大事なデータダウンロードしている時にいきなり接続が切れたりすると大変なので、使い方には注意しましょう。

まとめ

格安SIMでも、キャリアと変わらない感覚でテザリングができます。

しかしMVNOによってはお昼時などに速度が大幅に低下し、使い勝手が悪くなることはありますね。

またドコモのAndroidスマホなど、格安SIMでのテザリングには制限がかけられていることもあります。これらにも要注意です。
ドコモ、au、ワイモバイルの回線による違いや、iPhone、Androidでの違いなどについてはこちらの記事もご覧ください!
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